抽出が早すぎる・遅すぎる時の具体的対処

投稿日: 2026.02.27

DRINK: COFFEE

OTHERS: OTHERS

抽出が早すぎる・遅すぎる時の具体的対処

エスプレッソ抽出で最も多いトラブルが、 「抽出が異常に早い」「逆に全然落ちてこない」という問題です。 しかしこれは失敗ではなく、調整すべきポイントを教えてくれるサインでもあります。

抽出が早すぎる時に起きていること

20秒以内、場合によっては10秒台で抽出が終わってしまう場合、 内部ではコーヒー粉に対する抵抗が足りていません。

  • 挽き目が粗すぎる
  • 粉量が少ない
  • タンピングが不均一
  • 粉の層にチャネリングが起きている

味の特徴としては、 酸味だけが立ち、甘さやコクが感じられず、 「薄い」「水っぽい」と感じることが多くなります。

抽出が早すぎる時の具体的な調整手順

調整の基本は一度に一か所だけ変えることです。

  1. 挽き目を一段階細かくする
    最優先で行うべき調整です。多くの場合、これだけで改善します。
  2. 粉量を0.5〜1g増やす
    粉の層が安定し、湯の通りが均一になります。
  3. タンピングの再確認
    強さよりも「毎回同じ水平」を意識します。

抽出が遅すぎる時に起きていること

40秒以上かかる抽出は「出過ぎ」の状態です。 これはコーヒーの可溶成分が過剰に溶け出している状態を意味します。

この場合の味の特徴は、 苦味が前に出すぎ、後味が重く、舌にザラつきを感じやすくなります。

抽出が遅すぎる時の具体的な対処

  1. 挽き目を粗くする
    最優先。まずはここから。
  2. 粉量を0.5g減らす
    特に深煎り豆で効果的。
  3. 湯温を1〜2℃下げる
    苦味が強い場合の微調整として使います。

時間だけで判断せず、 味とセットで調整することが上達への近道です。