抽出が早すぎる・遅すぎる時の具体的対処
エスプレッソ抽出で最も多いトラブルが、 「抽出が異常に早い」「逆に全然落ちてこない」という問題です。 しかしこれは失敗ではなく、調整すべきポイントを教えてくれるサインでもあります。
抽出が早すぎる時に起きていること
20秒以内、場合によっては10秒台で抽出が終わってしまう場合、 内部ではコーヒー粉に対する抵抗が足りていません。
- 挽き目が粗すぎる
- 粉量が少ない
- タンピングが不均一
- 粉の層にチャネリングが起きている
味の特徴としては、 酸味だけが立ち、甘さやコクが感じられず、 「薄い」「水っぽい」と感じることが多くなります。
抽出が早すぎる時の具体的な調整手順
調整の基本は一度に一か所だけ変えることです。
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挽き目を一段階細かくする
最優先で行うべき調整です。多くの場合、これだけで改善します。 -
粉量を0.5〜1g増やす
粉の層が安定し、湯の通りが均一になります。 -
タンピングの再確認
強さよりも「毎回同じ水平」を意識します。
抽出が遅すぎる時に起きていること
40秒以上かかる抽出は「出過ぎ」の状態です。 これはコーヒーの可溶成分が過剰に溶け出している状態を意味します。
この場合の味の特徴は、 苦味が前に出すぎ、後味が重く、舌にザラつきを感じやすくなります。
抽出が遅すぎる時の具体的な対処
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挽き目を粗くする
最優先。まずはここから。 -
粉量を0.5g減らす
特に深煎り豆で効果的。 -
湯温を1〜2℃下げる
苦味が強い場合の微調整として使います。
時間だけで判断せず、 味とセットで調整することが上達への近道です。